個人事業主、フリーランスの皆さんはしっかり帳簿をつけていますか?会社員時代は特に何もしなくても会社が税処理を行なっていましたが、個人事業主になると自身で帳簿をつけて確定申告をしなければいけません。
そこで皆さん迷われるのが、
どの会計ソフトを使うべきか
ということ。
私は1ヶ月間の試用期間を使って代表的な会計ソフトであるfreeeとマネーフォードを併用し、freeeを本契約することに決めたのでその理由を説明しようと思います。
前提条件
会計freeeを選んだ理由を説明する前に、私のパーソナルデータや会計ソフトの利用環境について説明します。
- 個人事業主(=法人成りはしていない)
- 主にスマホ・タブレットで利用(=PCではあまり利用しない)
freeeとマネーフォワードの違い
実際に私が会計ソフトを使うまでは、両ソフトに対して以下のようなイメージを持っていました。
freeeは経理処理に慣れていない人向けで誰でも簡単に確定申告ができる
マネーフォワードは経理に慣れた人が使いやすい
で、どちらも使ってみました私の正直な感想は「どちらも大差ない」です。
私は会計・経理に関してはズブズブの素人ですが、それでもfreee、マネーフォワード共に問題なく使うことができました。
freeeが簡単に使えるのはイメージ通りでしたが、マネーフォワードクラウド確定申告にも「簡単入力」というモードがあり、それを使えばfreeeと同じように仕分け登録を行うことができました。
私がfreeeを選んだ理由
では大して違いを感じられなかった私がfreeeを選んだ理由は何でしょうか。
マネーフォワードのアプリがiPadに最適化されていない
マネーフォワードのアプリはiPadに対応していません。厳密に言うと、iPadで起動するとスマホサイズに画面が縮小され、横向き表示に対応していません。
iPadにキーボードを付け、横向き表示で利用している人も結構いると思います。WEB版であれば当然横向き表示にはできますが、アプリの方がヌルヌル動きますし、せっかくタブレットを使っているのであればアプリ版で利用したいですよね。
freeeの些細な気遣い
全体的にfreeeの方が利用者目線で設計されているなという印象があります。
例えば連続して一気に仕分けを登録する時、freeeだと前回仕分けした時の日付をデフォルトで選択してくれます。マネーフォワードは毎回の仕分ごとに本日の日付にリセットされます。
また固定資産台帳への登録が必要な物品を購入した際、freee(WEB版)だと物品の仕分け登録後に固定資産台帳への登録を勧められました。マネーフォワード(こちらもWEB版)では特にそういったサジェストはありませんでした。
freeeを契約
ということで、私はfreeeのスタータープラン(980円)を契約することにしました。freeeの中では一番安価なプランですね。
プランの選定理由
低価格なプランを選定した理由はいくつかあります。
- 売上が1000万円以下なので消費税申告機能は不要
- サポートは不要、もしくは最低限のサポートで良い
- 領収書写真からの仕分け自動入力機能は不要
①についてですが、今は売上1000万円以下なので消費税申告機能は不要ですし、消費税を申告しないといけない状況になったら、その時は上位プランに変更すればいいと考えています。
③ですが、まず仕分けの大半が交通費であり、領収書がそんなにありません。
また宿泊費や買い物はネットで殆ど済まします。その領収書を印刷するのは手間ですが、仕分けを手動入力することにそこまで労力を感じなかったので、領収書を撮影して自動仕分けする機能は不要と判断しました。
領収書を撮影することでデータとして保存され、領収書を破棄しても良いとかだったら魅力的ですが、実際それをやろうとすると電子帳簿保存法に対応した更に高額なプラン(月3000円以上のプレミアムプラン)に加入する必要があります。
こういった理由で私は一番安価なプランを選択しました。
最後に
これが私がfreee(スタータープラン)を選んだ理由です。文中にも書きましたが、正直どちらも大きな違いはありません。私はスマホ・タブレットを多用するタイプですが、PCでしか仕分け登録しないという人がいれば、また印象は変わってくるかもしれません。
両ソフトとも1ヶ月間無料で試用できるので、私みたいに1ヶ月無料で併用してみて、自分にあったクラウド会計ソフトを選択することをオススメします。
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