【スコアレポート公開】CASECを受験しました【TOEICの代わり】

TOEIC

皆さん英語の勉強してますか?英語の勉強をする時って、自分の成長度を測るための「ものさし」が必要ですよね。いくらたくさん勉強したとしても、自分の英語力を客観的に見るための指標がないと、自分がどれだけ成長したのか分かりません。

日本ではTOEICのスコアを「ものさし」にするのが一般的です。私も今の英語力を確認するために約7、8年ぶりにTOEICを受験しようと思っていたのですが、コロナウイルスのせいで予約していた試験が中止となってしまいました、、、

そこでTOEICの代わりになるオンラインテストがないか調べた結果、CASECという試験があったので受験してみました。

2020/10/19追記:
TOEICと同時期にCASECを受験し、TOEICのスコアと比較してみました。気になる方は記事を読んでみてください。

CASECとは

CASEC(キャセック)とは英語コミュニケーション能力判定テスト(Computerized Assessment System for English Communication)のことで、英検で有名な日本英語検定協会が運営しているテストです。

TOEICや英検と違い、以下のような特徴があります。

CASECの特徴
  • Windows PC、Macがあればオンラインでどこからでも受験できる。
  • 試験時間が短く手軽に受験できる。(40~50分間)
  • TOEICスコアや英検級に換算した場合の目安を教えてくれる。
  • 個人の英語スキルに応じて問題が変わっていくため、初心者や上級者でも自分に合った問題が出題される。
  • 試験後すぐに採点結果が分かる。

個人利用であれば、1回3,667円(税込)で受験できます。

大学の英語のクラス分けテスト(プレイスメントテスト)で使われることも多いようで、以下の大学を含め全国各地の教育機関、企業で利用されている実績のある試験です。

  • 同志社大学
  • 中央大学
  • 明治学院大学
  • 東洋大学
  • 駒澤大学
  • 桜美林大学
  • 日本大学
  • 立命館大学
  • 福岡工業大学
  • 武蔵大学
  • 武庫川女子大学
  • 名古屋外国語大学
  • 愛知大学
  • 大妻女子大学
  • 共立女子大学
  • 昭和大学
  • 成城大学
  • 東京経済大学
  • 跡見学園女子大学

受験方法

公式サイトで会員登録して、受験するためのチケットを購入すれば受験できます。支払方法は「クレジットカード払い」か「コンビニ支払い」です。

会員登録する時に「受験者ID」を決める必要があるのですが、後から変更することができない上に、スコアレポート等に表示されるため、受験者IDは慎重に決めてください

チケットを購入すれば、後は受験するのみです。まず、試験前に環境チェックと練習問題を実施し、受験環境に問題ないか確認します。

その後、以下の4つのセクションに分けられているテストを実施します。

テストの流れ
  • セクション1
    語いの知識

    単語で文章の穴埋めを行う、語彙力を問う4択問題。

    問題数 :16問
    解答時間:60秒/問

  • セクション2
    表現の知識

    文章で会話の穴埋めを行う、表現力を問う4択問題。

    問題数 :16問
    解答時間:90秒/問

  • セクション3
    リスニングでの大意把握能力

    会話やスピーチを聞いて質問に答える4択問題。

    1問につき1回文章が再生される。質問は最初から表示されているが、選択肢は再生が終わった後に表示される。

    細かい質問はなく、会話のテーマやこの後どういった行動が予想されるかといった問題が中心。

    問題数 :17問
    解答時間:60秒/問

  • セクション4
    具体情報の聞き取り能力

    会話やスピーチを聞いて、単語の穴埋めを行うディクテーション問題。

    1問につき3回会話が再生される。3単語前後の穴埋めで、キーボードで答えを入力する。

    問題数 :11問
    解答時間:120秒/問

私の場合はテストの終了まで約50分かかりました。

結果・感想

点数は1000点満点で採点され、私は719点でした。

TOEIC換算で760点とのこと。昔受けた時のTOEICのスコアが755点だったので、なかなかリアルな数値です。ただこれはあくまで目安です。実際のTOEICのようにリーディング問題があったり、英検2級のように面接試験があるわけではありません。

感想としては、気軽に受けられてなかなか良かったと思いました。TOEICや英検と違い、思い立ったらすぐ受験できますし、試験時間も1問ごとに猶予があるので精神的に余裕をもった状態で回答することができました。次から自分の成長具合を確認するにはTOEICでなくCASECでも良いかもしれません。

ただ普段からTOEICの勉強ばかりしている人は、最後のディクテーション問題で少し躓くかもしれません。私も、単語は聞き取れているのに”aisle”の綴りがでてきませんでした(笑)

あと、CASECについて調べていると、「カンニングできる」と書いている人がいますが、CASECは自分の英語能力を測る試験であり、TOEICや英検のように対外的に自分の英語能力を示すための試験ではありません。カンニングする意味がないので、よく考えて受験しましょう。

最後に

以上、試験を受験した感想でした。このコロナ騒動はいつまで続くか分からず、TOEICや英検をいつ受けられるようになるか分かりません。そのため、CASECのような代替となるテストを試してみては如何でしょうか。

公式サイトはコチラより

コメント

  1. 塩見賢人 より:

    突然の問い合わせ失礼します。
    英語学習ひろば( https://hitononayami.com/ )というサイトの運営を行っております塩見賢人と申します。
    現在は、WEBの立ち上げから日が浅い為、サイト上では個人として運営を行っていますが、弊社で専門の部署を立ち上げ、今後法人として行う予定となっております。

    今回、管理者様のhttps://travel-world.tokyo/2020/04/18/casec/ こちらのページを拝見し問い合わせをさせていただきました。
    弊社のこちらのページ( https://hitononayami.com/toeic-study-time/ )では弊社独自に行った、TOEICに必要な学習時間をスコア別で掲載しております。

    弊社独自にアンケートを行い調査した結果なので、他では掲載されていない内容です。
    弊社では、この調査結果を、現在英語の学習を行っている幅広いユーザーに届けられればと考えております。
    またこのような調査結果を掲載することで、管理者様のページの信頼度も向上するかと思います。
    引用のリンクを張っていただければ、こちらの調査結果を使用していただいて問題ありませんので、是非ご検討ください。

    また、今後もこのような調査結果を掲載していく予定ですので、是非ご確認ください。( https://hitononayami.com/category/english/%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e7%b5%90%e6%9e%9c/ )

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