ブランクがあった私がTOEIC755→930点に上げた勉強方法

TOEIC

こんにちは。皆さん英語の勉強していますか?

英語の勉強って何が正解なのか、これで英語力上がるのかな?って悩む時がありますよね。

私も同じような経験がありますが、7、8年の英語学習ブランクを跳ね除け、約10ヶ月で運良くTOEICの点数で900点を超えることができたので、どういう勉強をしたのか紹介します。

英語学習ブランク

私は7〜8年前にアメリカ・ニューヨークに3ヶ月間留学したことがあります。滞在中は全然上がらない英語力に焦り、結構一人で自習していた記憶があります。(一人で自習なら日本でもできますね^^;)

その留学後に受けたTOEICのスコアが755点でした。自分的には結構嬉しいスコアだったのですが、その後の就職活動や社会人生活の忙しさの中で、英語学習を継続することはできませんでした。

しかし、社会人になり一人で海外旅行をするようになると、現地での英語を使ったコミュニケーションにもどかしさを感じる機会がたくさんありました。

「なんかよく分かっていないのに適当に返事しちゃった、、、」
「あそこで自分の意見を言えればあの人と仲良くなれたかな、、、」

そして昨年、世界一周をしたい!と決心した際に、まずやらないといけないと感じたことが英語学習でした。

900点台に持っていった学習方法

私は教材を読んでノートを取るという典型的な勉強方法が嫌いです。嫌いなものは続かないので、TOEICを受けるまでの約10ヶ月間、なるべく勉強っぽくない学習方法を行なっていました。

1.海外ドラマを見る

まずはこれ。定番の学習方法ですね。

私はNetflixで「Friends」や「My Little Pony」(カートゥーン)を見ていました。最初は字幕なしで見ていましたが、

「字幕で理解できないものを音声で聞いて理解できるわけがない」

という情報を見て、それからは字幕ありで見るようになりました。

TOEICで言うと、特にリスニングセクションへの対策となりますが、注意点が2つあります。

①ドラマばっか見ない

海外ドラマを見ると言う勉強方法は楽なので、ついついドラマばっか見がちになります。他の勉強方法もバランスよく行うようにしましょう。

②英語初心者にはオススメできない!?

いくら面白いドラマでも、あまりにも話が分からなかったら退屈に感じて継続できません。訳が分からないまま聞き流していても意味はないので、少なくともTOEIC500〜600点以上ある人じゃないとこの勉強方法は厳しいと思います。

2.多読

TOEICを受けるまでの約2ヶ月間ですが、洋書をKindleでたくさん読みました。大体200ページ以上のボリュームの本を6冊、計30万語以上を読んだことになります。

TOEICはある程度の点数が取れるようになると、リスニングスコア>リーディングスコアになりがちです。
またリーディングセクションで時間が足りなくなって「塗り絵」する人もたくさんいます。そういった人は多読をすることで英文を読むスピードが上がりますし、分からない単語が少しあっても文章全体の大意を読み取る力がつくと思います。結果的に点数が低くなりがちなリーディングスコアが上がり、TOEICの点数を大きく底上げしてくれるでしょう。

もちろん、本を読むのが好きな人はこの学習法を継続して行うことができますし、そういう意味でも多読はかなりオススメです。

3.English Grammar in Use

文法がしっかりできていない人は一度文法の本を一冊読むと良いと思います。私はGrammar in Useという英語のテキストを使いました。

紙媒体だけでなく、アプリやeブックといった選択肢も選ぶことができるので、場所を問わず学習することができます。

「勉強らしい勉強が嫌い」な私はこの学習方法には大変苦労しましたが、時間をかけて何とか読み終えることができました。

イマイチ理解できていなかった箇所がスッキリしたので、労力はかかりましたがGrammar in Useを読んで良かったと思っています。

4.TEDICT

スマホのTEDICTというアプリも学習に使っていました。著名人のセミナーが無料で視聴できる「TED」を活用したアプリで、TEDの内容を使ってディクテーションができます。

このアプリの良さは数百円という低価格で無尽蔵なコンテンツにアクセスすることができることです。既にたくさんのコンテンツがある上に、日々コンテンツが追加されていくので、常に多数のコンテンツから自分の興味のあるコンテンツを使ってディクテーションすることができます。コンテンツも歴史や科学、哲学的なもの等、幅広いジャンルのものが揃っているので、きっと自分にあったコンテンツが見つかるでしょう。

ただディクテーションのデメリットとして学習に時間がかかることが挙げられます。私は次第に短時間で大量の英語を浴びることができる「海外ドラマ」と「多読」にシフトしていきました。ただ初期にTEDICTを使ったディクテーションをたくさん行ったことで、一語一句正確に聞き取る力は鍛えられたと思います。

5.Quizlet

最後は単語を覚えるアプリ「Quizlet」です。単語を覚えるアプリとしてはMikanが有名ですが、Mikanと違ってQuizletは自分で単語帳を作る必要があります。

正直、使い方もわからない英単語を日本語訳と結びつけて覚えるMikanのようなタイプのアプリは私的には脳への定着率が低かったです。それよりも、実際に学習して出てきた英単語で意味が分からなかった単語を単語帳に追加していくQuizletの方が脳への定着率は高いと思います。

しかしながら「TOEICで高得点が取りたい」とか、そういう明確な目的を持って学習したい人はMikanで目的にあった単語帳を使う方が効率は良いかもしれませんね。

あと、分からなかった単語=あまり使われない難しい単語となることが多々あり、学習してもあまり意味のない単語ばかり勉強することになってしまう可能性があります。

正直なところ、多読を始めてからはQuizletを使うことはなくなりました。分からなかった単語をいちいちQuizletに登録していると多読のテンポが削がれますし、本の中で何度も同じ単語が出てくるので、覚えるまで繰り返し単語の意味を調べることでいつの間にか単語帳アプリを使って単語を覚える必要がなくなったためです。

その他

その他、参考までに継続して使わなかったけど色々試した教材・サービスを列挙します。

  • NativeCamp(オンライン英会話)
  • IDIY(英語添削サービス)
  • Eigooo!(英語チャットサービス)
  • ELSA Speak(発音矯正アプリ)

最後に

以上が私が実践した勉強方法です。見てもらって分かったと思いますが、結構ふんわりとした学習方法です。

ただ、毎日少しだけでもいいので英語学習は欠かさないようにし、時間のある日はそれこそ1日中英語学習に時間を使いました。

結局、自分にあった継続できる学習方法を見つけて、それにどれだけ時間を費やせるかが大事なのではないかと思っています。

皆さんも私の学習方法を参考に自分にあった学習方法を見つけてみてください。

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