【高い?】英語添削サービス「IDIY」を使ってみた【安い?】

アプリ(英語)

最近、英語の勉強って「リスニング」「リーディング」より「ライティング」「スピーキング」の方が大事なのではないかと考え始めました。日本の英語の勉強は「リスニング」「リーディング」に偏重していますし、私自身もいざ勉強しようとすると自然に「リスニング」や「リーディング」をしています。

でも「リスニング」や「リーディング」って単語の意味が分かっていれば、文法をあまり理解できていなくとも「勘」で何となく意味が分かってしまいませんか?

一方で「スピーキング」や「ライティング」は違います。単語はもちろんのこと、正しい文法を知っていないと話したり書くことはできません。

「スピーキング」にはオンライン英会話があるので「ライティング」にはどんな勉強方法があるのかなと思ってたどり着いたのが添削サービスでした。

今回はたくさんある添削サービスの中から、アプリで簡単にできる「IDIY」を試してみたので紹介します。

2021/3/7追記:
IDIYを100回使ってみたので、その効果や感じたことを以下の記事にまとめました。

IDIYとは

IDIY(アイディー)とは、PCやスマホで書いた英文をネイティブや英語の堪能な日本人が確認して修正してくれる「オンライン英文添削サービス」です。

IDIYの特徴としては、スマホやタブレットを用いた、アプリでの利用がメインであることが挙げられます。もちろん、スマホやタブレットだけでなく、PCを使ってWEBから利用することもできます。また添削1回あたりの料金が166円~となっており、利用料金の安さも謡っています。

IDIY-英語添削アイディー

IDIY-英語添削アイディー

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利用方法

今、会員登録すると100pt(1200円分)のポイントが貰えるので、さっそく試してみました。

英文の種類選択

まず最初に添削の種類を決めます。選択できる種類は「持ち込み英文」「英語日記」「日替わり英作文」「自由英作文」「和文英訳」「写真描写」「英文Eメール」の計7種類です。

この中で、文字通り「添削」をお願いしたい人は「持ち込み英文」を選べばいいでしょう。英語で何かを書いて提出しないといけないものがある時に、自分の書いた英文がおかしくないかチェックしてもらうのに使えます。

一方、英語の勉強に使いたい人は「持ち込み英文」以外の自分に合った種類を選択すればいいでしょう。ただし、「和文英訳」はおススメしないです。まず和文英訳なので、日本人講師しか添削できません。そしておススメしない一番大きな理由がコスパの悪さです。

このサービスは文字数で料金が変わるのですが、50文字までは最低料金が設定されています。1文字でも50文字でも料金は変わりません。しかし「和文英訳」で用意されている課題は10~20文字程度で終わる和文ばかり。そのため、他の「和文英訳」以外の種類を選択することをおススメします。

あと、「持ち込み英文」「写真描写」「英文Eメール」は他のものと比べ1.5倍の料金が設定されているので注意してください。

私は今回、日替わり英作文を選ぶことにしました。

添削設定

次に添削方法を選びます。

添削方法には2種類あって、「学べる添削」と「お手軽添削」があります。「学べる添削」には細かい添削の解説がついてきますが、「お手軽添削」にはそれがついてきません。

また「学べる添削」は「お手軽添削」の1.25倍の価格設定となっています。

自分の英文が正しいかどうかのチェックだけであれば「お手軽添削」を、英語の学習に使いたいのであれば「学べる添削」を選ぶといいでしょう。

今回私は学べる添削を選びました。

講師設定

次に添削をお願いする講師の種別を選択します。

日本人の英語専門講師にお願いするか、ネイティブスピーカーにお願いするか選択します。日本語による分かりやすい解説が欲しければ「英語専門家」を、ネイティブの感じる自然な英語に添削して欲しければ「ネイティブ」を選べばいいと思います。

私は「ネイティブ」を選びました。

課題選択・原稿作成

次の画面では、選択した種類の中から課題を選ぶことができます。

私は「インターネットは私たちの生活をどのように変えたか」という課題を選びました。

課題を選んだら次は原稿作成です。自分の課題に沿った英文を作成します。ただここで少し気になった点が一つ。私はiPad Proを使っているのですが、ハードウェアキーボードの矢印キーが使えませんでした。バグなのか仕様なのか分かりませんが、書いた英文の真ん中あたりを修正したい時には、自分の指で修正したい箇所をタップしないといけませんでした。

講師選択

次に、添削をお願いする講師を選択することができます。

「出身国」と「居住国」が分かるので、イギリス英語を学びたいとか、アメリカ英語・イギリス英語のどちらにも精通している人を選びたいといった要望に応えることができます。また「英語専門家」を選択した場合は、現在海外に居住している人を探し出すこともできます。

ただ私は特にこだわりがなかったので、ランダムに講師を決めてくれる「講師を選択しない」というオプションを選びました。

オプション設定・支払い確認

最後にオプション(講師へのメッセージや質問等)を選択した後、支払い画面に進みます。以下の画像は私が10単語で50pt(600円相当)も払ってしまった時の画像です。

添削結果

今回の場合は添削結果が約13時間で返ってきました。結果は以下のような感じです。

画像を見てもらえれば分かりますが、間違ったところや直した方がいいところについては細かく解説が入っています。また問題なかった箇所であっても、他の言い方を提案してくれています。

この英文は全文で77単語なので、924円相当の料金がかかっています。これを高いと考えるか安いと考えるかは人それぞれだと思います。しかし、これだけ解説や提案をしてくれるのであれば、決して高くないのではと感じました

深く考えて英文を書く→添削を受ける→添削結果を振り返る→次に活かす

このパターンができれば、濃い英語学習ができるのではないかと思いました。

料金

本サービスは料金のプラン体系が2つに分かれています。「ポイント払い(都度利用)」と「定期券払い(定額利用)」です。

ポイント払い

ポイント払いは1回でたくさんのポイントを購入するほど、割引がきくようになっています。

価格一覧
  • 100ポイント
    →1200円
  • 500ポイント
    →5000円
  • 1000ポイント
    →8900円

解説ありで「英語日記」「日替わり英作文」「自由英作文」「和文英訳」だと1単語1ポイントです。なので、だいたい1200円払うと100単語、8900円払うと1000単語添削してくれると考えてください。

定期券払い

定期券払いは少し料金の説明が難しいので、公式サイトより図を拝借してきました。

公式が謡っている1回166円~というのは、この「お手軽定期券ライト」からきているようです。でもせっかく解説が充実しているIDIYを使うのに、解説なしのプランはちょっと寂しいですね…

おススメのプランは?

やはりこういったサービスは毎日使い続けるのがベストです。ですが、このサービスが自分に合うか分からないので、まず最初はお試しの100ポイント+ポイント払いで様子を見ましょう。

そこでこのサービスを気に入ったら「学べる定期券ライト(50単語まで)」+ポイント払いに切り替えることをおススメします。

理由は2つあります。まずポイント払いはコスパが悪いです。「学べる定期券ライト(50単語まで)」と同じことをポイント払いでしようとすると、一番効率のよい買い方をしても1か月(30日分)で13350円かかってしまいます。これが「学べる定期券ライト(50単語まで)」であれば6980円で済みます。定期券払いと比べ、ポイント払いは2倍近い料金がかかってしまいますね。

では何故、定期券払いに加えてコスパの悪いポイント払いも使うのか。これが2つ目の理由になるのですが、課題によっては英作文を50単語以内に抑えるのが難しいケースがあります。そんな時に、プランに縛られて50単語以内に無理やりまとめた英作文を提出するのは勿体なないと思いませんか?それであれば、超過した分をポイントで払って自分の納得のいく英作文を提出すべきです。

そして学習を進めて、長文を書く力量を身に着けたり、課題のバラエティを増やしたくなったら「学べる定期券ライト(100単語まで)」や「学べる定期券スタンダード」にシフトしていきましょう。

最初は…
お試しの100ポイント+ポイント払い

IDIYを気に入ったら…
→「学べる定期券ライト(50単語まで)」+ポイント払い

慣れてきたら…
→「学べる定期券ライト(100単語まで)」や「学べる定期券スタンダード」

最後に

正直、IDIYを使う前は「高いな」と思っていました。他に同じようなことを感じている人がいるか、「IDIY 高い」でググったくらいです。月6000~7000円あればオンライン英会話が視野に入ってくるのに、添削サービスくらいでこんな料金を取るのかと思いました。

でも実際に添削を受けてみると、決して高いとは言えないことが分かります。解説も丁寧で細かいし、添削してくれる人もネイティブだったり、英語スキルの高い日本人です。ネイティブスピーカーによるオンライン英会話だと、フィリピン人の安いオンライン英会話の2,3倍の値段になりますし、むしろ添削だからこの価格に収まっていると言えるでしょう。

皆さんもお試しで添削を受けてみればこの考えが理解できると思います。まずは一度試してみては如何でしょうか。

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