皆さんこんにちは。本日はTOEIC10/4受験組のオンライン結果確認日ですね。
スコアを見て一喜一憂された方もたくさんおられると思います。
私もスコアを早く公開したいのですが、せっかくの機会なので、TOEICを受験する1週間前に受けたCASECの結果と一緒に公表しようと思います。同じ時期に受けたテスト結果を比較することで、CASECとTOEICのスコアの相関関係について参考にもなるのではないでしょうか!
「CASECって何?」という方は以下の記事を読んでみてください。
テスト結果
それではテスト結果を比較していきましょう。
CASEC
まずはCASECの結果から。これは既にTwitterで公開済みです。
774/1000点という結果で、TOEIC換算だと845点という結果です。
リスニングの点数が出やすいのはTOEICと同じような傾向ですが、TOEICにはないディクテーション問題(Part4)で点数を落としているように見えますね。
TOEIC
次はTOEICのスコアなのですが、、、
なんと930点もありました!今までのTOEICの公式の自己ベストが755点だったので、一気に180点ほどスコアを更新したことになります!
当然リスニングの方が高めに出ていますが、リーディングも悪くありません。毎日洋書を読んだり海外ドラマを見たかいがありました。
スコアの違いについて
ということで、私の場合はCASECよりTOEICの方が100点近く高めに出ました。
全く同じ試験内容という訳ではないのでスコアの差が生じるのは当然のことですが、何故このような結果になったのか自分なりに考察しました。
①問題の違い
CASECにあってTOEICにない問題があります。「ディクテーション問題」です。問題的には難しくありませんが、自由入力式のためスペルミスでも減点されると思います。
中学生、高校生ならともかく、英語を手書きしない層でスペルに自信のない方はこのセクションで点数を落として、TOEICより低めのスコアが出るかもしれません。
逆に、TOEICにはあるけどCASECにはない問題もあります。いわゆる「長文問題」がそれにあたります。ここら辺の得意不得意によっても、両テストのスコアの乖離につながってきます。
②時間
次にTOEICとCASECで大きく違うのが時間です。TOEICを1度でも受けた方は分かると思いますが、TOEICは時間に余裕がありません。一方でCASECは1問1問集中して解くことができます。
なので、素早く問題が解ける人はTOEICの点数が高めに出て、速く解くのが苦手な人はCASECで点数が高めにでることが推測されます。
③受験環境
TOEICは決められた会場で受験する必要があります。物々しい雰囲気なので、緊張して実力が出し切れない人もいるかもしれません。一方で、CASECは自宅で気楽に受験することができます。
受験時間もCASECはTOEICの半分ほどですし、TOEICで緊張したり集中力が途切れてしまう人でも、CASECなら高めに点数が出るのではないでしょうか。
最後に
私の場合、TOEICとCASECの換算スコアに乖離がありましたが、だからと言ってCASECの換算スコアの精度が低いのかというと私はそうは思いません。
CASECの換算スコアは過去の受験者のTOEICスコアとの比較により統計的に出されたものです。
基本的にはCASECの換算スコアはTOEICのスコアと近くなるはずですが、私のようにに乖離が出るケースがあることも参考にしてもらえたらと思います。
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