【ICL体験記①】ICL手術を受けます!

ICL

皆さんは”ICL”をご存知でしょうか。

ICLとは Implantable Contact Lens の略で、
簡単に言うと目の中にコンタクトレンズを埋め込む「眼内レンズ」です。

今回、ICLの施術を受けることになったので、その体験をこのブログに記していきます。

ICLを受けようと思ったきっかけ

そもそも何故ICLを受けようと思ったのかを説明します。

私は普段は眼鏡をかけていて、スポーツやライブなど、体を動かす時のみコンタクトレンズを着用しています。

かと言って、それほどスポーツやライブへ行く頻度が高い訳ではない上に、
個人的には眼鏡の方が自分に似合っていると思うので、
そこまで眼鏡に対してストレスを感じていません。

しかし、長期の海外旅行となると話は変わってきます。

私が海外旅行をする場合、世界の有名都市でゆっくり観光なんてことはまずありません。

自分の足を使って、日本では見れないような大自然を見たいがために海外旅行をするのです。

そういった大自然では、都市部と違い劣悪な環境であることが多々あります。

突然のスコール、砂ぼこりや宙を舞う火山灰

せっかく大自然を前にしているのに、メガネが汚れてしまってクリアな視界が保てない時の物足りなさと言ったら、、、

また、万が一メガネが壊れてしまったり、メガネを紛失してしまうとそこで素晴らしい旅行は終了してしまいます。

日本の都市部であれば、そう簡単にメガネが壊れるようなことはありませんが、
アウトドア中の不慮の事故や、強盗に襲われることも考えられます。

そういったことを踏まえると、メガネは長期での海外旅行に適していないと言えます。

一方で、コンタクトレンズにも大きなデメリットがあります。

それは荷物量の問題です。

1dayのコンタクトレンズであれば替えのコンタクトが大量に必要ですし、2weekやハードコンタクトだと洗浄液を携帯しなくてはいけません。

しかし長期の海外旅行で「重さ・荷物量」は最大の敵であると言っても過言ではありません。

そのため、コンタクトレンズも長期での海外旅行に適しているとは言えません。

結果として、私はメンテナンス不要で劣悪な環境でもクリアな視界を保てるICLの手術を受けることに決めました。

レーシックとの違いは?

同じ近視矯正手術として、有名な「レーシック手術」というものがあります。

レーシックは角膜をレーザーで削り、角膜をレンズのように屈折させます。
結果、レンズなしで近視を矯正することができます。
有名な手術なので皆さんの周りにもレーシック手術を受けている人がいるのではないでしょうか。

価格もICLと比べて安く、
ICLが両目で50万円前後~かかるのに対し、レーシックは手法によっては10万円前後~で施術することができます。

しかしレーシックには大きな問題が一つあります。
レーシックでは角膜をレーザーで削るため、施術前の状態に戻せない(可逆性がない)です。

レーシックにせよICLにせよ、どうしても施術後に副作用が生じる可能性があります。

ICL・レーシックにおける主な副作用
  • グレア・ハロー(主にレーシックで発生、光が眩しく感じたり、光が滲んで見える
  • ドライアイ(レーシックのみで発生)
  • 光輪視(ICLのみで発生、光の周りに輪っかが見える)
  • 過矯正(見えすぎることにより目が疲れやすくなったり、頭痛が生じる)

副作用が出た時に、それを許容できれば良いですが、
その副作用が耐え難いものだった場合、レーシックでは元に戻すことができません。

一方で、
ICLであれば眼内に挿入したレンズを摘出することで、
元の状態に戻すことができます。

(手術ミスなど、レンズ以外による不具合は除きます)

以下にICLとレーシックの違いを表にしてみたので参考にしてください。

ICLレーシック
価格 50万円前後~ 10万円前後~
可逆性元に戻せる元に戻せない
視界鮮明な視界を保てる若干ぼやけたり不鮮明に見えるケースがある
近視の戻り
※近視の進行は除く
なし削った角膜が自然治癒することにより、
近視が戻る場合がある
近視・乱視への対応強近視・強乱視対応可強近視・強乱視は不可
角膜が薄い場合も不可

ICLに決めた理由

やはりレーシックは「危険」という評判が広まっていますし、
実際ネット上でもレーシックを受けて後悔したという体験談を見ることが良くあります。
(レーシック難民という言葉があるくらいです。)

一方、ICLについては、後悔したという類の体験談を見ることは殆どありません。
ICLの施術実績がレーシックに比べ遥かに少ないということもありますが、
それにしても失敗談が少なすぎます。

レーシック、ICLともに副作用を訴えている体験談は良く見ますが、
レーシックで副作用に対して悩んでいる人が一定数いるのに対し、
ICLを受けた人は副作用を受け止めつつ許容しているパターンばかりのように感じました。

そのため、
一生モノである目については値段が高くともリスクが低いものを選びたいと考えた結果、
私はICL手術を受けることを決めました。

実はICLにもデメリットがあり、レーシックが優れている面もあるということを後々聞かされるのですが、
それはまた別の記事で紹介しようと思います。

最後に

次以降の記事で実際にICLの手術を受ける過程を体験談として記していきます。

ICLやレーシック手術を考えている人の中には、不安や戸惑いがある人がたくさんいると思います。
そういった人のためにも、私の記事が参考になれば幸いです。
※質問等がありましたらコメントやTwitterでお知らせください。

※私のICL体験記一覧はこちらから

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