昨日、とうとうICL手術を受けてきました。結果は成功!今は保護サングラスを付けながらも視力に支障なく生活できている状態です。
ただ手術をしたことにより見え方が変わった部分もあるので、手術内容や副作用について話していきます。
※過去記事は以下から参照ください。
手術予約
ICLレンズの納品の連絡があったのは3月の4週目でした。2回目の検査が3月2週目だったので、それから2週間ほどで到着したことになります。
手術を行っているのは日曜日だけだったため、予約できる最短の日程である4月1週目に予約をすることになりました。なお、手術する際は以下のような制約があるので、手術日程は慎重に選んだ方が良いです。
1週間髪を洗えないのはきついですね。また手術日が日曜日ということで、翌日健診や1週間後検診は月曜日になります。そのため、仕事や学校を休めるよう調整してから手術を予約しましょう。ちなみに私は翌日健診の週の5日間、1週間後検診の1日の計6日間で有休を入れました。頭を洗えない状態で仕事には出たくないですからね、、、結果論から言えば、保護用サングラスをつけると怪しい風貌になってしまったため、有休とって良かったなと思いました。
また、手術を受けるその他の注意事項として、以下のことについても電話で話がありました。
手術
手術当日は以下のような流れでした。
- STEP1受付
朝の検温時の体温を聞かれます。またこのタイミングで残金を支払います。
- STEP2手術準備
手術用のエプロンや帽子を身に着けます。その後、手術に必要な目薬を点眼していきます。点眼後は、手術ができる状態かを確認するために瞳孔を計測します。
- STEP3検査(手術前)
執刀医に面会し、眼圧を測ります。そこで問題なれば、手術を受けることができます。
- STEP4手術
オペ室に入り手術を受けます。片目15分、両目で30分くらいとよく言われますが、そんなにかからなかったと思います。
手術前は全く不安や緊張は無かったのですが、いざ眼の前に器具が下りてくると、若干パニック状態のようになり、けっこう息が乱れました。ただ痛みとかはなく、気がついたらICLレンズの挿入は終わっていました。
- STEP5休憩
術後は別室で45分ほど休憩となります。まだこの段階では視界はクリアでありません。左目だけ全体的に白い霧がかかったような状態で、ハログレアも強く出ていたため、「もしかして失敗した?」「ICL難民になっちゃうかな?」と若干不安になりました。
またこの休憩時間中に、術後の薬や保護用サングラス等について説明があります。朝から何も食べていないので、お茶やチョコレートのような軽食も用意されていました。
- STEP6診察
眼圧測定等の眼の検査を行いました。問題がなかったので、そのまま帰宅しました。
受付から病院を出るまでの時間は約3時間でした。
術後の経過
1日目
まだ視界が元に戻っていない中、少しフラフラしながら電車で帰宅。ふと車窓から外を眺めると、メガネをかけていないのに窓の外の看板の文字が読めるではありませんか。
帰宅後はPCで画面の文字を読んだり、照明を左右の眼で見てハログレアの出方を見比べてみたり。最初のうちは見えづらさがあったり、左右で見え方が違いましたし、何より近くのもの(スマホ)が見えなくて苦労しました。しかし手術して5時間くらい経てば大体視界に問題はなくなりました。
夜になったので買い物がてら外に出ると、街灯のハログレアがスゴい!街灯の周りがボワーッと光に包まれている感じ。下の画像の右下みたいで、困ることは無いけど街灯に群がる虫とか、今後見えなくなるのかなぁと思いました。
2日目
手術の翌日。翌日健診で視力を測定すると、右1.5 左1.2に回復していました。手術前は両目ともに0.1以下の強近視だったため、嬉しい結果に。またその他の結果も良好のようで、翌日健診は15分くらいで終わりました。
また、この日も夜に外を出てみるとビックリ。ハログレアの症状が、さっきの画像の右上か左上程度になっていました。
正直、「手術前もこんな見え方だったのでは?」というくらいで、実質ハログレアの症状はほぼ出ていないと言っても過言ではないと思います。
副作用は?
ではICL手術をしたことにより見え方が変わっていないかという、それは嘘になります。副作用として光輪視が出るようになりました。
光輪視とは以下の画像の(D)のような見え方をする、光の輪のことです。
ただし、光源があると必ず出るわけではありませんし、輪っか全体が見えることはほぼ無く、一部分が表示されることが殆どです。また常に光輪視が見えるわけでなく、特定の角度から光が入った瞬間だけ光輪視が見える、という感じです。
これは事前にお医者さんに確認しましたが、今の最新のICLであるホールICLの特性上、ほぼ間違いなく光輪視は出ます。ただし、これがデメリットであるかというと、私はそうは思いません。
想像してみてください。もし右手の親指を曲げるたびに、小さく「ポキッ」と音が鳴るようになったとして、あなたはそれを何らかの障害だと思うでしょうか。恐らく、「音が出るようになった」としか思わないハズです。
光輪視も同様です。「視界に光の輪が見えるようになった」というだけで、生きていくうえで支障をきたしたり、不自由を感じることは一切ありません。実際、ICL手術前に被害例を必死になって探してみましたが、光輪視に苦痛を感じて被害を訴えているような人は一人も見つかりませんでした。
ICL手術を受けてまだ2日目ですが、私の感じた見え方の違いはこの光輪視くらいです。
最後に
まだ手術をして2日しか経っていませんが、私はこの手術に大変満足しています。50万円で近視という体の欠点を補うことができるって素晴らしいと思いませんか?
もちろん、ICLはレーシック同様、今後どのような被害・副作用が出てくるか未知数なところはあります。ただ、このホールICLが登場して4年余り、既に施術をしている先行者がいるので、将来副作用が見つかれば前もって備えることができること、またレーシックと違いレンズを抜去することで元の状態に戻せるので、将来的な副作用への対応が可能だという安心感があります。
今は世の中コロナで大変ですが、いつかこのICLと共に世界を旅したいです。
※私のICL体験記一覧はこちらから
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