IELTS Writing Assistってどうなの?実際に試してみた

IELTS

皆さんこんにちは。

JSAFでIELTSの受験を予約したところ、IELTS Writing Assist(IELTSライティングアシスト)というIELTSのWriting添削サービスが無料で使えたので試してみました。

今日は添削結果が返ってきたので、その紹介をしようと思います。

IELTS Writing Assistとは

IELTS Writing Assistとは、IELTSの共同所有者であるIDP Educationが提供している英文添削サービスです。

実際のIELTSのWritingで使われるような問題が出されるので、自分で時間を計測してタスクを行います。提出した英文はIELTSに精通したスタッフがレビューを行い、英文への指摘や今後の学習のアドバイスをしてくれます。

3500円(または$35)払ってサービスを受けることもできますが、JSAFからIELTSを予約すると無料で本サービスを受けることができます。

添削内容

ネタバレ注意

ではここから私の添削結果をお見せしていきますが、その前に一つ注意があります。

このサービスは自分で以下の中からトピックを選んで購入する必要があります。

  • Academic Version1
  • Academic Version2
  • Academic Version3
  • Academic Version4
  • Academic Version5
  • General Training Version1
  • General Training Version2
  • General Training Version3

私はGeneral Training Version1を選びました。問題文は記載しないようにしますが、この後の内容はGeneral Training Version1のネタバレになるという事だけご理解ください。

添削結果

レビューは以下の4つに分かれています。

  • 添削(Task 1)
  • 添削(Task 2)
  • Action Plan
  • Checklist

では一つずつ見ていきましょう。

添削(Task 1)

以下が私の書いたエッセイです。Generalなので、Task1は手紙形式ですね。Task1は150語以上の英文を作る必要があります。

手紙なので、本当は最後に名前を書くのですが、本名を書いているのでここでは隠しています。

文字色が変わっている箇所があるのが分かると思います。紫は一般的な指摘緑は文法的な指摘黄色はスペルミスの指摘になります。

例えば下の紫の指摘事項。挨拶はしていますが、自分の紹介が抜けているという指摘ですね。

下は緑の指摘事項です。”eggs”に”the”を付けろという指摘になります。

添削(Task 2)

次はTask2です。こちらのタスクでは250語以上の英文を作る必要があります。

こちらもTask1と同じようにおかしなところを指摘されます。

下の画像では否定文と否定文を繋げると分かりにくいから止めるようにと言われていますね。というか、読み返すと私の言いたかった事と反対の意味になってました(笑)

Task1、2ともにスペルミスがそこそこあります。どれもケアレスミスの類なので、時間に余裕をもってタスクを終わらせ、よく見直すことが重要になりそうですね。

Action Plan

次がAction Planです。これは添削結果を受けてどのような部分が足りていなかったのか、そして次にどのような学習をすればいいのか教えてくれます。

下の画像がAction Planです。

ちょっと良く分からないですよね汗
なので一部だけ切り取ってみました。

Suggestionsではどういう事をしたらいいか教えてくれます。例えば「もっとシリアスで一般的な記事を読みましょう」という感じです。

Resourcesではどういったモノを使って学習すればいいか教えてくれます。ここだとGurdian(ニュースサイト)をおススメしてくれてますね。

Learning Timetableでは学習頻度を教えてくれます。例えば「ニュースや雑誌を毎日同じ時間に読みましょう」という感じです。

一番右側のHow will you assess your progress?は実際に自分がどのように学習を進めていくか、自分で記入するための項目になっています。

Checklist

最後にChecklist。これはエッセイのフェードバックという感じです。

前半部分では、実際の採点項目のうち、自分がどれくらいできているか表で示してくれます。

これを見ると、私の場合はタスクの実行度や文章の一貫性については十分できてそうですが、語彙力や文法で至らないところがあった事が分かります。

後半は総評といった感じで、良かったところ・悪かったところと、悪かったところの改善方法を教えてくれます。

疑問点

私自身、このサービスを使ってみて疑問に思った事があったので、それに対する答えをまとめてみました。

どれくらいで結果が返ってくるの?

公式の回答では「10日以内」となっています。ただし、私の場合は2日で返ってきました。

バンドスコアは分かりますか?

このサービスではWritingのバンドスコアは分かりません。IELTSのガイドラインで禁止されているというのが理由のようです。

しかしながら、Band DescriptorsとChecklistの後半部分を読み比べることで、何となく自分のバンドスコアが分かるかもしれません。

さいごに

如何でしたでしょうか。私はこのサービスはアリだと思いました。バンドスコアこそ分かりませんが、自分の普段の文章の書き方がIELTSに適しているものなのか、このサービスを通じて判断することができるからです。

私の場合、自分の文章の書き方は決して間違っておらず、あとは語彙力や文法の問題だという事が判明したのは大きな成果だと思っています。

また、世の中のIELTS教材はAcademic向けのモノばかりで、General Trainingに対応している本サービスは貴重だと思います。

JSAFでIELTSを予約すると無料で1回本サービスを受けることができます。IELTSは色んな団体が運営をしていますが、こういったサービスを基準に選んでみるのも一つの選択肢ではないでしょうか。

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