チチェンイツァとセノーテイキルに自力で行きます。
チチェンイツァへ
この日はユカタン半島で一番の観光スポット?チチェンイツァに行きます。
普通はツアーに参加して行くのですが、私は自力でバスを使って行ってみました。
まぁこの判断は大失敗だったわけなんですが、、、
まずチチェンイツァ行きのバスはカンクンのADOバスターミナルから出ています。チケットは前日に購入済みですが、、、事前情報だと毎日行き一本帰り一本という話でしたが、行きのバスがめっちゃある😵
しかも往復チケットは買えずに、チチェンイツァ側で買えとのこと。仕方ないので行きのバスチケットを250ペソで買います。
そして当日、バスはなんとADOではなくてOrienteというADO系列のショボいバス。しかもチチェンイツァ直行ではなく色々なところで乗客の乗り降りが発生します。挙句の果てにはバヤトリドという街で30分くらいの休憩が発生。
勘弁して欲しいなぁと思いつつ、4時間半くらいかけてようやくチチェンイツァに到着です。
チチェンイツァ観光
ここでも色々と事前に調べていた情報と違い困りました。まぁ私が完全に悪いのですが、、、
以前は入場料が施設に払う分と国に払う分で二分割されていて、片方はカードで払えるという話だったのですが、今は統一されていて全部メキシコペソでキャッシュの支払いしか認められません。
財布には全額払える金額が残っていなかったので、チケットカウンター近くのATMでお金を下ろします。ATM無かったらヤバかった、、、
紆余曲折ありましたが、ようやくチチェンイツァに入場。
これがあの有名なチチェンイツァのピラミッドです!私の中でのチチェンイツァの思い出といえばCiv4なのですが、当時はこれがメキシコにあることすら知りませんでした。
写真映えしないかもしれませんが、実際に見ると迫力があります。
あとはセノーテもあります。
ここは生贄が捧げられたセノーテでたくさんの人骨が見つかっただとか、、、
あとイグアナもいました!
ユカタン半島では色んなところでイグアナが見られるので、観光客は殆ど興味を持ってませんでしたが😅
他にも色々な遺跡がたくさん。
でも私はセノーテイキルに行って16:30の帰りのバスに乗りたいので急足で遺跡を周りました。
セノーテイキルへ
一通りチチェンイツァを見回った私はチチェンイツァを出ます。
バスが到着した場所に向かうとたくさんの人がバス待ちをしています。係の人っぽい男性にバスの出発時間を聞くと、いくつか出ていて、17:00が最終便とのこと。あれ?16:30じゃないの?と思いつつお礼を言ってタクシー乗り場へ。
ここからタクシーで10分ほど走り、セノーテイキルに向かいます。ちなみに料金は80ペソで固定っぽい。
入場料を払って進むとセノーテが見えて来ます。
私も早速着替えて泳いでみることに。
水はそんな透明じゃないというか、多分透明度は高いけど底が深すぎて真っ黒です。黒い金魚みたいな魚が泳いでました。
水は冷たい!チチェンイツァを歩き回って体が熱くなっていたので気持ちいいです!
ただまぁ泳ぐだけなので、30分くらいしたら引き上げました。
カンクンへの帰り道
ここまで色々ありましたが、帰りが1番大変でした、、、
着替えをしてセノーテイキルを出ます。ここからバスが出ているチチェンイツァまで戻る必要があるのですが、タクシーがいない!
実はチチェンイツァからセノーテイキルに行く時にタクシードライバーに聞きました。セノーテイキルから帰ってくる時もタクシーだけど、タクシーはいるのかと。”いる”と言われたので乗ったのですが、、、
セノーテイキルのスタッフに聞くと、タクシーは外で捕まえろということ。そのためセノーテイキルを後にして幹線道路に出ます。
でもまぁタクシーが捕まらない😅
タクシー自体が走ってないし、いても乗客が乗っているという、、、その時はタクシーに集中していたので無視してしまいましたが、一台チチェンイツァ方面にコレクティーボが走って行ったんですよね。今思えばそれを捕まえれば良かったのですが、その時は焦っていてそんな余裕もなく、、、
その時点で15:40くらい。チチェンイツァまでは徒歩で1時間なので、仕方なくチチェンイツァに向かって歩き始めます。
幹線道路なので車は凄いスピード出してるし、歩行者なんか1人もいなくてちょっと怖い、、、
そして歩き始めて20分くらい。対向車線にタクシーが。向こうも気付いてスピードを緩めてくれます。
あー、良かった。なんとかタクシーに乗ることに成功し、チチェンイツァに戻ります。あまりの喜びに、料金80ペソに加え10ペソのチップを渡しました。
ということでチチェンイツァに戻ったのが16:15くらい。ここからバスのチケット(250ペソくらい)を係の人から買って待ちますが、カンクン行きのバスがまぁ来ない。
事前情報にあった16:30にはバスが2台来ましたが、どちらも近くのメリダ行きのバスだそう。係の人はシンコ(スペイン語で5)と言ってるので、やはり17:00の最終便まで待たないといけないのかと納得。
そして17:00。バスが来ましたがなんと行き先の表示がプラヤデルカルメン。
ん?カンクン経由でプラヤデルカルメンに行くの?と疑問を持ちつつバスに乗ると、ドライバーから「これはプラヤデルカルメン行きのバスでカンクンには行かない」という至極まともな返答が。
え?と思ってバスを降りてチケットを買った係の人を見ると、待て待てみたいジェスチャー。
仕方なく待ちますが、もはやチチェンイツァには片手の指で数えられるくらいの観光客しか残ってないし、チチェンイツァの施設の人まで帰り始めたので凄い不安、、、
そして17:40。係の人がどこかに電話をします。電話終了後に私に英語で「20 minutes later」と言い、帰り支度を始めます。
えー、ほんとに18:00にバス来るの?大丈夫なの?とめちゃくちゃ不安な私を尻目に笑顔でスクーターで帰って行く係員。
まさかのチチェンイツァでの野宿も頭をよぎり出した頃、ようやくバスが到着!フロントの表示にもCancunとしっかり書いてあります!
で、喜んだのも束の間。なんとバスは満席で通路も殆ど埋まっています。
仕方なくバスの前方に立つ私。バスはチチェンイツァを発車しますが、これも結構怖かったです。日本の路線バスで立つことは普通にありますが、これは都市間移動のバス。メーターが見えましたが、バスは時速90キロで走っています。シートベルトなしどころか立ってる状態で事故ったら即死じゃないの?と思いつつ1時間。ここでバヤドリドという大きめの街に着きます。ここでやっと席に座ることが出来ました。
はぁ〜、疲れた。
でも私は幸運な方で、バヤドリドで乗ってきた人達はカンクンまでの2-3時間ずっと立ってました、、、
結局カンクンのバスターミナルに着いたのは22:30くらい。
深夜でもやってる安いレストランを見つけて入ります。
モレとビール2本をたいらげこの日は終了、と書きたいところなのですが、まだ最悪な1日は終わりません。
宿に帰って部屋に入ろうとするとドアが開きません。これも私のミスですが、ドアには2つ鍵が付いており、そのうち一つは内側からノブのボタンをプッシュしてロックするタイプ。私はそのプッシュボタンでロックをして外に出てしまったのですが、外から開けるための鍵を持ち合わせていませんでした。
Airbnbで取った個室でホストは別の場所に住んでいるため、すぐに助けを呼ぶことができません。とりあえずホストに事情をメッセージで伝え、明日で良いから助けて欲しいと連絡します。
そして扉の前でガチャガチャやってると、もう一つの個室から中年のメキシコ人女性が出てきました。どうもその人が家の管理をしてるらしく、鍵をたくさん持ってきて解錠を試みてくれますがどれもダメ。次にナイフで解錠を試みます。事前に女性の部屋のドアで試したところ解錠に成功したのでいけるかもと思いましたが、これもダメ。
すると女性はホストに連絡したか聞いてきます。連絡したけど返事はないことを伝えようとしてスマホを見ると、「Hello?」という返事が数分前に入ってました。
そこで女性は電話しろとの提案。深夜ですが電話して、助けに来てもらうことになりました。
20分後くらいにホストの夫婦がやってきました。謝りまくりましたが、向こうは笑顔でナイフを器用に使いドアを無事解錠してくれました。
これでようやく長い1日が終わりました、、、翌日は特に予定はないのでカンクンのホテルエリアの方に足を伸ばしてみます。
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